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トップお知らせゆいの森> 【10月16日~】企画展「吉村昭と東日本大震災~未来へ伝えたい、災害の記録と人びとの声」

【10月16日~】企画展「吉村昭と東日本大震災~未来へ伝えたい、災害の記録と人びとの声」

 平成23年(2011)3月11日の東日本大震災発生は、吉村昭がこの世を去ってから5年後のことでした。未曽有の災害に直面した時、著作『三陸海岸大津波』と『関東大震災』は広く再読され、増刷を重ねました。体験者への綿密な取材と、膨大な文献資料の調査を重ね、失われた多くの尊い命を見つめて執筆されたこれらの作品は、過去の災害に学ぶべき教訓を後世に伝え、語り継ぐことの大切さを問いかけています。本展では、東日本大震災から10年を経た今、改めて、この2作を中心とする資料を取り上げ、吉村作品が伝える災害の実態と人びとの営み、防災に関するメッセージをたどります。
 吉村は、昭和45年(1970年)に発表した『海の壁』(中公新書、同59年改題『三陸海岸大津波』中公文庫)で、明治29年、昭和8年、同35年に三陸沿岸を襲った大津波の実態を記しました。また、関東大震災に遭遇した両親の話を聞いて育った吉村は、大地震の実態と非常時における人間の本質を探究し、『関東大震災』(昭和48年 文藝春秋)を著しました。
 今回の展示では、証言を書き留めた取材ノートや自筆講演メモ、参考文献、初公開の旧蔵書などを紹介し、作品成立の過程を追います。また、津村節子『三陸の海』(平成25年 講談社)をはじめ、吉村の著作を踏まえた作家たちの作品や、田野畑村、宮古市田老、釜石市、石巻市、東松島市など、吉村・津村夫妻とゆかりの深い三陸沿岸の地から届いた言葉や資料を紹介します。
 

10月16日開催 企画展「吉村昭と東日本大震災~未来へ伝えたい災害の記録と人びとの声」

令和3年10月16日(土曜)から公開します。展示資料(一部)もご覧いただけます。
【企画展公式サイトURL】  https://www.yoshimurabungakukan.city.arakawa.tokyo.jp/mirai2021/

会期等

会期

令和3年10月16日(土曜)から12月15日(水曜)
【休館日】10月21日(木曜)、11月18日(木曜)、12月3日(金曜)

開館時間

 9時30分から20時30分

会場

ゆいの森あらかわ3階企画展示室

観覧料

無料

公式図録の販売 (10月27日頃より販売開始)

企画展公式図録では、「三陸海岸大津波」や「関東大震災」に関する取材ノートをはじめ、初公開の旧蔵書などを収録しています。また、吉村昭・津村節子夫妻と親交のある方や、各分野で活躍されている方々、10名の特別寄稿と、荒川区と交流のある釜石市から届いたメッセージも収録しています。ぜひご覧ください。
※図録は、令和3年度に友の会にご入会いただいた方には、会員特典としてお送りいたします。
 
図録表紙
[特別寄稿]
● 吉村司氏(吉村昭・津村節子氏長男) ●赤江珠緒氏(フリーアナウンサー・ラジオパーソナリティ) ● 荒谷栄子氏(宮古市教育委員)●大島幹雄氏(ノンフィクション作家、石巻若宮丸漂流民の会事務局長) ●佐伯一麦氏(小説家) ● 将基面誠氏(元岩手県田野畑村村医) ● 鈴木るりか氏(高校生作家) ● 村田朋泰氏(アニメーション作家) ●森健氏(ジャーナリスト) ● ヤマザキマリ氏(漫画家・随筆家)
[メッセージ]
 菊池のどか氏(株式会社8kurasu防災教育推進担当)

 図録の主な内容
第1章 『三陸海岸大津波』―取材と調査―
    ◎資料 津波に関する取材ノート
    ゆかりの深い田野畑村
第2章 『関東大震災』―取材と調査―
    ◎資料  関東大震災に関する取材ノート
第3章 東日本大震災以後、吉村作品再読
    津村節子『三陸の海』―夫の面影と三陸の海―
    子どもたちの作文が伝える震災―宮古市田老―
    後世へ受け継ぐ「紺色の衣服」―石巻市と東松島市―
第4章 吉村昭が伝えた防災―創作、メッセージ、未来へ―
    ◆ふるさと荒川区から ―荒川区中学校防災部―
    ◆三陸から届いたメッセージー釜石市鵜住居町―
    村田朋泰 人形アニメーション「生と死にまつわる記憶の旅」
主な関連作品
など
 

金額 等

420円(税込)
判型:B5型、総ページ:48ページ、オールカラー 

販売場所

  • ゆいの森あらかわ1階総合カウンター
  • 郵送販売

郵送による購入をご希望の方

お問合せフォームまたはファクス(03-3802-4350)で、お問合せください。
※お問合せの内容欄に「購入を希望する商品名と数量」を記載してください。
内容の確認後、購入代金(送料込み)と購入方法をご案内いたします。
なお、お支払いは現金書留または定額小為替により承っております。

販売開始

令和3年11月中旬
 

【関連イベント】映像配信・上映会・館内上映

企画展に関連して、会期中、映像配信、上映会・館内上映を行います。

映像配信 朗読とトーク~赤江珠緒が読む、吉村昭~

  • 期日 令和3年10月16日(土曜)からYouTube荒川区公式チャンネルで常時配信
  • 出演 赤江珠緒氏(フリーアナウンサー・ラジオパーソナリティ)
  • 内容 吉村作品を愛読する赤江珠緒氏による朗読です。トークでは、吉村作品の魅力や、赤江氏自身の取材経験を踏まえた災害や防災に対する思いが語られています。
  • 朗読 (1)『三陸海岸大津波』(平成16年 文春文庫)より。  
      (2)「梅の蕾」(『遠い幻影』平成12年 文春文庫)より。

上映会 「村田朋泰~人形アニメーションの世界~」

  • 期日 10月31日(日曜)
  • 時間 午後2時~4時 (開場は1時30分)
  • 会場 ゆいの森あらかわゆいの森ホール
  • 定員 50名(当日の先着順)
       ※事前申込はございませんので、当日直接会場へお越しください。
  • 内容 荒川区出身のアニメーション作家・村田朋泰氏が東日本大震災と向き合い構想した作品や、NHKプチプチ・アニメ「森のレシオ」など、お子様も楽しめる人形アニメーションの上映等

※上映会の作品は、企画展会期中のみ、館内で常時ご覧いただけます。

  • 1階エントランス(10月22日~11月17日)
  • 3階企画展示室前(10月16日~20日、11月19日~12月15日)

館内上映 「ザ・フォーカス わたしたち中学校防災部~荒川区中学生たちの挑戦」(令和2年 TBSテレビ放送)

釜石市を訪問した荒川区中学校防災部の中学生たちが、釜石市立釜石東中学校の生徒と交流し、震災について学ぶと共に、地域の防災のあり方を考える姿を追った番組です。

上映場所

  • 1階エントランス(10月22日~11月17日)
  • 2階吉村昭記念文学館エントランス(10月16日~20日、11月19日~12月15日)

館内上映  吉村昭出演「NHK視点・論点 生かされない教訓」(平成7年1月23日放送 NHK)

阪神淡路大震災発生から6日後の放送。吉村昭が、関東大震災の教訓を語る映像です。

上映場所

ゆいの森あらかわ 3階 企画展示室

展示解説

文学館学芸員による企画展の展示解説を行います。
  •  日 時  :(1)11月13日(土曜)15時~ 15時30分
                  (2)12月5日(日曜)15時~15時30分
  • 参加費: 無料
  • 定 員  :  15名 程度 
        ※事前申込はございませんので、当日直接会場へお越しください。
  • 会 場  : ゆいの森あらかわ3階企画展示室

掲載日 令和3年10月9日 更新日 令和3年12月1日
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