津村節子氏と吉村司氏ご夫妻が企画展示を観覧されました

  • 掲載日2024年4月24日
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津村節子氏と吉村司氏ご夫妻が企画展「吉村昭の手紙」をご観覧になりました


津村節子氏と吉村司氏(吉村昭・津村節子夫妻ご子息)企画展示室入口で 令和6年4月15日 

本展開催にあたり、津村節子氏より、吉村昭と交わした貴重な手紙の数々をお借りしました。
津村氏は、穏やかな表情で展示中の手紙を、ご覧になられました。
ご子息の吉村司氏からは、本展で取り上げた作家・丹羽文雄邸を訪ねたことや、父・吉村が、恩師として丹羽文雄、臼井吉見の名前を挙げていたことなど、貴重なお話も伺いました。
また展示中の太平洋戦争末期の沖縄戦を描いた「殉国」(昭和42年 筑摩書房)に関する手紙をご覧になり、両親と共に沖縄を訪れたお話も伺いました。
今回は、津村氏が夫婦作家の往復書簡を綴った随筆『果てなき便り』(平成28年 岩波書店)未収録の手紙も紹介しています。
ぜひ、手紙だからこそ記された言葉を通して、小説家の意識や、吉村昭の人間的魅力にふれていただけましたら幸いです。

企画展詳細はこちら

吉村司氏より展示のご感想をいただきました。ぜひご覧ください。

・吉村司氏note「吉村昭記念文学館の企画展とトピック展」
・吉村司氏Facebook 
本展及び、トピック展「吉村昭とボクシング」(会期終了)のご感想を掲載いただきました。ぜひご覧ください。

吉村司氏特別寄稿「取材先から父の手紙」(本展図録収録)

『神々の沈黙』取材先の南アフリカや、ニューヨークから届いた父の手紙について、本展図録に寄稿いただきました。
図録の詳細、ご購入のご案内はこちらからご覧いただけます。